子供同士の人間関係に口を挟むのは過保護・・・・
社会では,そういう考え方が主流だったように思われます。
保護者は,我が子が関係すると思う人間関係や行動について,不安や疑問に思っても口を挟むと「過保護」と思われたらどうしよう?と思い遠慮している保護者の方も多いのではないかしら。
「わたしは,我が子の事を,とても注意深く見守っています。それを過保護と言われると,そうかもしれません」
とクラス編成が行われた最初の懇談会の席上,
「保護者の方から一言どうぞ」
の時には,そう話します。
新しい先生・新しい同級生の保護者の方が揃ういい機会なので,そう言う事にしています。
この言葉の中には「我が子に何かあったら,とことん戦わせていただきます。黙ってないからね!」と言う意味が含まれています。
小学校時代,娘が,玄関を開けたとたん,泣き出した事もありました。
話を聞くと,その日,付けていったばかりの,おばあちゃんが買ってくれたキーホルダーがなくなったとのこと。
担任の先生に話すと,
「教室を移動している事もあるから,教室には誰でも入れるから,クラスで,この話をする事はできない。なくなって困るのも物は持ってこないように」と言われたそうです。
クラスの生徒を疑いたくないという先生の気持ちはわかります。
でも,たかだか300円ほどのキーホルダーでも,おばあちゃんに買ってもらって,嬉しくて付けていった娘の気持ちはどうなるんでしょう?
保護者としては,
おばあちゃんに買ってもらったキーホルダーがなくなった話さえできない・しないという先生の対応に疑問を感じました。
学校に電話したいと思いましたが,娘に確認すると,しないで欲しいと言うのでやめましたが。
つけていった自分が悪いと,娘は思ったようです。
が,一番悪いのは,それを持っていった人ではないのでしょうか?
同じよう事ですが,娘と数人の子の筆箱がなくなった事が,去年ありました。
担任の先生が休み時間に職員室で話した事で,他の学年の先生までもが探してくれたそうです。
他の学年の先生方も,筆箱がなくなった話をクラスでしてくれたようです。
なくなった子たちは,1時限使って校内を探したそうですが出てこなかった。
でも,下校時に,すでに探したところから,出てきた!
内容的には,同じですが結果はまるで違います。
もちろん,キーホルダーの時に,筆箱事件の時と同じく,先生に探して欲しかったわけではありません。
「誰が持っていったか」ではなく
「人の物を持っていく行動はいけない事」という話をクラスでしてほしかったのです。
娘,低学年でも,物がなくなったことありました。
その時も,先生が,探してくれましたがでてきませんでした。
でも,娘は,泣く事もなく,諦めがついたようでした。
娘の持っていた筆箱は女の子ブランドの流行の物ではありません。
した方は,ただのイタズラなのでしょう。
先生方総出で,なおかつ他学年まで話が伝わっているのを知った子(達)は,大きな問題になっているようだと,慌てて,その辺に筆箱を置いたのでしょうね。
先生方の対応ひとつで,状況は,まるで違ってきます。
最近,他の学校に通っている,ママ友から電話がありました。
3姉妹のおかあさんの彼女は,真ん中の小6の子が,友達3人と公園の滑り台に油性ペンでラクガキしていた事がわかったそうです。
4人で,クラスメイトの事を書いたのが,クラスメイトに見つかり,その応酬になり,どんどん滑り台にイタズラ書きが増え,職員会議でも問題になったそうです。
彼女は,びっくりして先生の所に行き,
「4人の保護者と話し合って,子どもを連れて,ラクガキを消しに行きます」
と話すと,
「保護者の人には直接話していないので,まだ,知らないのでは?」との答えが返ってきたそうです。
それはいったいどういう事?ですが・・・
先生は
「おかあさんに話しなさい」と言っただけだそうです。
つまり,自分の都合の悪い事を話さないお子さんは,先生が報告をしない限り,保護者は知らないという事になります。
そう先生に言われて,彼女も,自分から,他の保護者に連絡するのをためらい,自分と子ども達を連れて,ラクガキを消しに行ったそうです。
その時,他の子に
「おかあさんに話したの?」と聞いたところ,
話してない子が二人。
ひとりの子は
「話したけど,ふ〜んって言っていた」そうです。
彼女は,先生に,
「きょう子ども達を連れてラクガキを消してきました。こういう事を二度としないように娘とよく話し合いたい」という内容のお手紙を出したそうですが,それに対して,何も先生からの話はないそうです。
黙っている子の親は,何も知りません。
先生も,ただ,「おかあさんに話しなさい」と言っただけで,その子達のした公共の物にイタズラする事がいけないと教えている訳でもありません。
娘の小学校にも感じた事ですが,先生の中には,問題を起こした児童の保護者に状況を説明していない場合が多く見られます。
周りの保護者は,我が子から話を聞いて知っているにもかかわらず,肝心の保護者は知らないのです。
なぜ,知っている保護者は,その児童の保護者に教えないのか?という疑問があると思います。
わたしの友人の場合は,先生と話して,他の保護者に話が伝わっていない事実が判明しましたが,当事者でない場合,まさか!先生が当事者の保護者に連絡を取っていないと思わなかった!・・・・
なのです。
それと,PTAなど出席を一度もされていない,見たことも会った事もない保護者に,一保護者がいきなり「お宅のお子さんが・・・」とは中々言えない事情もあります。
また,知っているからこそ言えない事情もあるのです。
授業時間立ち歩く,おしゃべりをやめない,他の児童に乱暴する子の保護者が,
「うちのお手伝いも進んでしてくれ,下の子の面倒もよくみてくれるいい子なんです」と懇談会の席上,子ども自慢をするのを聞いたり,我が子はいい子であると信じている場合,ヒステリックになる方もいるのです。
逃げている・・・・
そういう意味では,確かに,学校のみならず,保護者全員にも責任があるのかもしれません。
わたしの友人は,ちょうど小6児童の事件があった,その日に知ったそうで,かなりのショックを受けていました。
彼女のお子さんは,最近になって,その3人と遊ぶようになったそうですが,悪い事をしているグループだったので心配はしていたようです。娘の付き合っている友達を悪くは言いたくなかった気持ち・・・
わかります。
でも,彼女のお子さんは自分のした事,ちゃんとおかあさんに言えました。
それが大切な事だと思います。
した事はいけないことでも,おかあさんに正直に報告できた事は誉めてあげてほしいと思います。
親の出る幕を間違えると,子ども自身が大変な事に巻き込まれていきます。
親にナイショができる・・・
成長過程では当然の事だと思います。
自分にも思い当たるから。
親としては,子ども自身進退極まる前に,助けを求めて欲しいと思います。
悪い事をして,親に怒られるのがわかっている場合は,いさぎよく怒られましょう。
自分のした事です。
でも,怒っても,助けてくれるのが「親」なのです。
ただ,残念な事に,世の中には,助けてくれないどころか,親になれていない親もいますから・・・
ちょっと,固い話でした・・・・
社会では,そういう考え方が主流だったように思われます。
保護者は,我が子が関係すると思う人間関係や行動について,不安や疑問に思っても口を挟むと「過保護」と思われたらどうしよう?と思い遠慮している保護者の方も多いのではないかしら。
「わたしは,我が子の事を,とても注意深く見守っています。それを過保護と言われると,そうかもしれません」
とクラス編成が行われた最初の懇談会の席上,
「保護者の方から一言どうぞ」
の時には,そう話します。
新しい先生・新しい同級生の保護者の方が揃ういい機会なので,そう言う事にしています。
この言葉の中には「我が子に何かあったら,とことん戦わせていただきます。黙ってないからね!」と言う意味が含まれています。
小学校時代,娘が,玄関を開けたとたん,泣き出した事もありました。
話を聞くと,その日,付けていったばかりの,おばあちゃんが買ってくれたキーホルダーがなくなったとのこと。
担任の先生に話すと,
「教室を移動している事もあるから,教室には誰でも入れるから,クラスで,この話をする事はできない。なくなって困るのも物は持ってこないように」と言われたそうです。
クラスの生徒を疑いたくないという先生の気持ちはわかります。
でも,たかだか300円ほどのキーホルダーでも,おばあちゃんに買ってもらって,嬉しくて付けていった娘の気持ちはどうなるんでしょう?
保護者としては,
おばあちゃんに買ってもらったキーホルダーがなくなった話さえできない・しないという先生の対応に疑問を感じました。
学校に電話したいと思いましたが,娘に確認すると,しないで欲しいと言うのでやめましたが。
つけていった自分が悪いと,娘は思ったようです。
が,一番悪いのは,それを持っていった人ではないのでしょうか?
同じよう事ですが,娘と数人の子の筆箱がなくなった事が,去年ありました。
担任の先生が休み時間に職員室で話した事で,他の学年の先生までもが探してくれたそうです。
他の学年の先生方も,筆箱がなくなった話をクラスでしてくれたようです。
なくなった子たちは,1時限使って校内を探したそうですが出てこなかった。
でも,下校時に,すでに探したところから,出てきた!
内容的には,同じですが結果はまるで違います。
もちろん,キーホルダーの時に,筆箱事件の時と同じく,先生に探して欲しかったわけではありません。
「誰が持っていったか」ではなく
「人の物を持っていく行動はいけない事」という話をクラスでしてほしかったのです。
娘,低学年でも,物がなくなったことありました。
その時も,先生が,探してくれましたがでてきませんでした。
でも,娘は,泣く事もなく,諦めがついたようでした。
娘の持っていた筆箱は女の子ブランドの流行の物ではありません。
した方は,ただのイタズラなのでしょう。
先生方総出で,なおかつ他学年まで話が伝わっているのを知った子(達)は,大きな問題になっているようだと,慌てて,その辺に筆箱を置いたのでしょうね。
先生方の対応ひとつで,状況は,まるで違ってきます。
最近,他の学校に通っている,ママ友から電話がありました。
3姉妹のおかあさんの彼女は,真ん中の小6の子が,友達3人と公園の滑り台に油性ペンでラクガキしていた事がわかったそうです。
4人で,クラスメイトの事を書いたのが,クラスメイトに見つかり,その応酬になり,どんどん滑り台にイタズラ書きが増え,職員会議でも問題になったそうです。
彼女は,びっくりして先生の所に行き,
「4人の保護者と話し合って,子どもを連れて,ラクガキを消しに行きます」
と話すと,
「保護者の人には直接話していないので,まだ,知らないのでは?」との答えが返ってきたそうです。
それはいったいどういう事?ですが・・・
先生は
「おかあさんに話しなさい」と言っただけだそうです。
つまり,自分の都合の悪い事を話さないお子さんは,先生が報告をしない限り,保護者は知らないという事になります。
そう先生に言われて,彼女も,自分から,他の保護者に連絡するのをためらい,自分と子ども達を連れて,ラクガキを消しに行ったそうです。
その時,他の子に
「おかあさんに話したの?」と聞いたところ,
話してない子が二人。
ひとりの子は
「話したけど,ふ〜んって言っていた」そうです。
彼女は,先生に,
「きょう子ども達を連れてラクガキを消してきました。こういう事を二度としないように娘とよく話し合いたい」という内容のお手紙を出したそうですが,それに対して,何も先生からの話はないそうです。
黙っている子の親は,何も知りません。
先生も,ただ,「おかあさんに話しなさい」と言っただけで,その子達のした公共の物にイタズラする事がいけないと教えている訳でもありません。
娘の小学校にも感じた事ですが,先生の中には,問題を起こした児童の保護者に状況を説明していない場合が多く見られます。
周りの保護者は,我が子から話を聞いて知っているにもかかわらず,肝心の保護者は知らないのです。
なぜ,知っている保護者は,その児童の保護者に教えないのか?という疑問があると思います。
わたしの友人の場合は,先生と話して,他の保護者に話が伝わっていない事実が判明しましたが,当事者でない場合,まさか!先生が当事者の保護者に連絡を取っていないと思わなかった!・・・・
なのです。
それと,PTAなど出席を一度もされていない,見たことも会った事もない保護者に,一保護者がいきなり「お宅のお子さんが・・・」とは中々言えない事情もあります。
また,知っているからこそ言えない事情もあるのです。
授業時間立ち歩く,おしゃべりをやめない,他の児童に乱暴する子の保護者が,
「うちのお手伝いも進んでしてくれ,下の子の面倒もよくみてくれるいい子なんです」と懇談会の席上,子ども自慢をするのを聞いたり,我が子はいい子であると信じている場合,ヒステリックになる方もいるのです。
逃げている・・・・
そういう意味では,確かに,学校のみならず,保護者全員にも責任があるのかもしれません。
わたしの友人は,ちょうど小6児童の事件があった,その日に知ったそうで,かなりのショックを受けていました。
彼女のお子さんは,最近になって,その3人と遊ぶようになったそうですが,悪い事をしているグループだったので心配はしていたようです。娘の付き合っている友達を悪くは言いたくなかった気持ち・・・
わかります。
でも,彼女のお子さんは自分のした事,ちゃんとおかあさんに言えました。
それが大切な事だと思います。
した事はいけないことでも,おかあさんに正直に報告できた事は誉めてあげてほしいと思います。
親の出る幕を間違えると,子ども自身が大変な事に巻き込まれていきます。
親にナイショができる・・・
成長過程では当然の事だと思います。
自分にも思い当たるから。
親としては,子ども自身進退極まる前に,助けを求めて欲しいと思います。
悪い事をして,親に怒られるのがわかっている場合は,いさぎよく怒られましょう。
自分のした事です。
でも,怒っても,助けてくれるのが「親」なのです。
ただ,残念な事に,世の中には,助けてくれないどころか,親になれていない親もいますから・・・
ちょっと,固い話でした・・・・
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