と新聞に書いてあった。
でも、履修漏れがバレなければ、
「履修しなかった生徒達」は、
「履修した生徒達」より
受験に限っていえば『有利』であったはず。
それが、バレたからといって、
『不利にしないで』
って…
ずるした人たちに「有利」になるような社会なのか…
と思った人たちが日本列島どのくらいいるだろう。

「芸術」は展覧会に行ってもいい…
「社会」は講演を聞くのも構わない…
という救済策がのっていましたが
これは、すでに履修漏れをやった高校で
実際に行われていた行為では???
海外に修学旅行に行ったから
世界史もやった事になるんですから。

さらに、驚いたのが
「教科書が不足していうるから近隣高校から集める」
という話…
これって、必要な教材なのですから
最初に買うものでしょう???
他所から集める…のが許されるなら
今後は高校教科書を卒業生から後輩に譲るシステムを
作るといいでしょう。

履修漏れ記事が載った新聞の新刊案内に
「ウソの法則」という本が案内されていた。

「成功者ほどウソつきの天才」
「だから正直者がバカを見る」
「ウソも言い続ければ真実になる」
「上手なウソをつく人こそ信頼される」

「履修漏れ」で卒業し、希望大学に合格した人たちは
『ウソの法則』を実現した人達なんでしょうね。

一人のウソは許されないが
集団のウソは許される社会なんだねぇ。

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