高校の個人面談…

これまで、特に話すことってなかった。

友人関係で悩むこともなく…
学業で困ることもなく…

担任いわく
「○○さんの穏やかな性格のおかげで
救われているクラスメートがたくさんいるんですよ」

「○○さんのおかげで、自分もとても助かっています」

とか…

まあ、今までは進路も定まっていなかったからね。

今回は、進路希望が出ての個人面談。
事前に生徒との個人面談もしていたので
子どもと親の食い違いがないかとの
確認もかねているんだろうと思っていたけど…

開口一番で
「いきなり、この学年持たされましてね」

って、言われてもね…

さらに、
娘の過去の希望がいきなり出てきて
それを薦めているようにしか聞こえないんですけど…?

昨年までのは文系。
この3月からは理系にチェンジ。

選んだコースはセンター文系組なので
数?を取れない。
でも、受験先が数?必要。
娘、進路担当の先生に来年数?を取れないか確認した。
数学の点数を落とすことがなければ
来年、数?が取れるクラスに変更可と言われた。
で、実際、頑張って結果を出している。

なのに、なぜ、そうも、文系を薦める?
娘の受験希望先と類する大学は他にもあって
「そこだと、数?まで取らなくてもいいんですが…」
とも…

さらに、
「女の子特有のコツコツ勉強するタイプですが
数学はいいですが、これという抜きん出た科目がないので
このまま、今の悪くはない状況のまま
これ以上伸びない可能性も…」
って、オイオイ。

つまり、受験希望大学の学部学科は
娘にはハードルは高いとおっしゃる?(心の声)

「イエイエ、そんな事ありません。
まだ、1年あるので充分可能性はあります」

それでしたら、
受験科目以外は手を抜いてもらうしかありませんね?(心の声)

「進路担当の先生が言っていましたが
最後、伸びてくる生徒は、
手を抜かず全教科しっかり勉強して
点を取ってくる生徒だという事です。
推薦の場合は時に、
全教科もれなくとれていないとダメですし」

あの〜、娘の受験先、
センターと二次試験で推薦制度ないんですよ?(心の声)

「予備校や塾に行く必要はありませんよ。
今年の国公立合格者の半分は塾も予備校も行っていないんです。
学校でする課外だけで充分対応できますから」

どこにも行かず、合格する生徒さんは、そりゃいるでしょう。
でもね、娘も、そうだと、どうして言えるんですか?(心の声)

「できれば、20位以内になってほしいですね。
上位5位まではT大・K大レベルですなんですよ」

出来る生徒さん達の名前は
模試の結果で、私も知っているけどね…

この前の模試…
娘も、
校内メンバーの中では
5番目で名前が載っているんですよ?
総受験者の中でも
2ページ目に名前が載っていました。
塾の先生は、
「受験者数が少なくて分母が小さいので参考程度にしかなりませんが、本人の自信にはなりましたね。
このまま、勢いづいてほしいですね。
学校内順位にこだわるより
割りきったほうがいいと思いますよ」
と言ってくれたのと全然違うわ…(心の声)

「夏休み前までは部活に力を注ぐ話をしていましたが
今はどうですか?」

はい、親が勉強しなさいとは言えないほど
勉強しています。
これで、結果がついてこないとなると
やり方が違っているか頭が悪いかなんでしょうね。

「頭が悪い事はありません。
でも、勉強は、最後、要領なんですよね。
今度のテスト結果、期待していると伝えてください」

もしもし…それって応援になってる?
プレッシャーにならないか?(心の声)


面談の最後に
「クラスの人間関係で辛いような話はしていないですか?」

はぁ?
それって、先生のほうが様子探れているんじゃないんですか?(心の声)

やっぱり、HRの時だけしか顔を合わせない担任って
こういう感じなのかなぁ。
これまでで、一番若い先生だし…

これから、大学受験に向けて大切な時期なのに
教科を見ない担任をつける学校の考えって
さっぱり、不明…







帰ってから娘に
「30分も何話したの?」

って聞かれても
勉強は要領だの
コツコツやっているみたいだけど
最後、学力伸びない可能性ある…
みたいな話しできないし…

「ところで、クラスの人間関係で辛い事ってある?」

「はぁ?何それ?うちのクラス普通だし何もないよ」

だと、思ったよ…

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